Blog大成ファミリーブログ

涼温換気のダクトに関する社内検査を実施しました。

2015年11月26日

京都府精華町で工事中のF様邸で、ダクト検査を行いました。弊社の涼温換気システムがしっかり機能するためにとても重要な検査です。

涼温換気にとってダクトはとても重要な役割を担っていますが、いざダクトを配管しようとすると、建物の内部は柱や梁、天井下地などダクトの行く手を妨げようとするもので溢れています。これらの問題は設計の段階で細部にわたり検討し配管経路を決定しますが、その通りの経路で施工できていたとしてもダクティングには最新の注意を払わないと「涼温な家」として十二分には機能しなくなります。

そのぐらい重要で施工の難しいダクティングですが、簡単に考えていいかげんな施工をしているところも多いように聞きます。涼温な家でなくても現在の建築基準法では24時間換気が義務付けられていますのでダクイティングにもう少し注意が払われないと法の趣旨も生かされないのではと思いますが。

この土日にはこのお家で構造見学会を行います。ダクトはもちろん完成すると見えなくなってしまう基礎や壁の中、天井の中を是非ご覧ください。お待ち申し上げております。

担当者コメント

F様邸の周囲はのどかな田園地帯ですが最近区画整理されてとても素晴らしい住宅地となりました。そんな訳で涼温な家だけではなく、ハウスメーカーさんの家が軒並み工事中です。完成すればその住み心地にそれぞれどのような評価がくだされるか楽しみです。