Blog大成ファミリーブログ

TIP構法

2018年04月11日

現場監督の湯浅です。

今回の話題は私が現在担当させて頂いております大阪府箕面市O様邸の現場でのお話しです。

3月29日に棟上げを行い現在大工工事のバラ板斜め貼りのTIP構法の施工中です。

TIP構法には5つの特徴があります。

1 ゆれにくい(剛性)

2 こわれにくい(強度)

3 ねばりづよい(靭性)

4 傾きにくい(復元性)

5 直しやすい(破壊性状)

と耐震性には非常に強く安心して頂ける工法になっております。

O様もTIP構法については良く勉強されており大成こだわりのオール桧のバラ板を使ったTIP構法には大変ご満足して頂けているご様子です。

TIP構法は非常に見た目も美しく最終的には全て隠れてしまいますがその見えない所にこだわった『いい家』を皆でこだわりを持って造っていきたいと思います。

 

担当者コメント

湯浅 英司

いい家をつくる会セミナー

2018年04月05日


「いい家」をつくる会・2018年度セミナーが開かれた。

松井代表の話の要約である。


家は、引き継がれるものでなければならない。我々の家づくりは、お客様のお子様はもちろん、孫・ひ孫の代にも喜んで引き継がれることが大事だ。

であれば、家づくりはサスティナブルなものであるべきは当然のことである。用いる資材は、低炭素でリサイクルが可能なもの、つまり分別解体が容易なものであるべきだ。撤去時の粉塵にも十分配慮されなければならない。

これらのことを考えると、吹き付け断熱材やセルローズファイバーは採用できない。


これから配慮すべきは、地球温暖化による悪影響もさることながら、マイクロプラスチックによる海洋汚染問題だ。

先ほど、JSP(断熱材メーカー)さんから、ポリスチレン断熱材のリサイクルについて説明を受けたが、EUをはじめ、環境先進国は2040年には脱炭素化・脱石油製品を宣言している。


サスティナブルという価値観が、世界のスタンダードになるということだ。

家づくりに携わり、住む人の幸せを心から願う我々としては、住み心地という価値を利己的なものにとどめるのではなく、サスティナブルという観点から高く評価されるものとしたい。


私は、2007年にオランダに行き、サスティナブル建築の権威者であるデルフト工科大学のダイヴェステイン教授(Kees Duijvestein)のプライベートレッスンを受け、つぶさにサスティナブル住宅づくりを見学し、当時、20年後の「いい家」のあるべき姿を思い描いた。

2012年には、イギリスのゼロ・カーボン建築の先駆者であるリチャード・ホークス氏の自宅を訪ね、教えを乞うた。


私の家づくりは、10年単位で進化し続けてきた。

1990年代は、「外断熱・通気工法」。

2000年代は「新換気」(通気ではなく換気が大事)。

2010年代は「涼温換気=涼温な家」。

2020年からは、「ゼロ・エネルギー」とともに「ゼロ・カーボン(二酸化炭素)に取り組むことになる。

そのために、<「いい家」サスティナブル研究会>をさらに充実し、50年後にも、お客様が安心し、心から喜んでいただける「いい家」づくりの継続と発展を図りたい。


懇親会は、元気な笑いにあふれ、会員の3分間スピーチで、受注状況が好調であるとの報告が出るたびに、大きな拍手と声援に包まれた。

山梨県/ナカゴミ建設の中込康太さんが、こんな話をした。

先日行った完成見学会に、20組のお客様が来られた。受注はとても順調です。

<「いい家」が欲しい。>を読んで、マツミハウジングで修行させてもらい、、「いい嫁」が欲しいと思ったら結婚でき、「いい子」が欲しいと願ったら可愛い息子に恵まれました。こんどは、まさに「いい家」が欲しいで「涼温な家」を建てます!

「いい家」をつくる会 事務局

桜満開

2018年04月04日

今年は天候にも恵まれ、思わず足を止めてしまうほど美しく咲く桜をあちこちで目にします。

先日、昨年末にお引き渡しをさせて頂いたお客様宅にお伺いしたところ、敷地内に咲く 満開のしだれ桜が目に飛び込んできました。

たくさん咲き並ぶ桜の木を観賞するのはもちろん良いですが、1本の木が満開に咲き誇る姿もまた格別です。

小鳥のさえずりを聞きながら、その美しさに魅了され、束の間の安らぎを感じるひと時でした。

担当者コメント



永藤義業

魂込めて

2018年03月25日

大正区でお建ていたしましたD様邸から神棚の制作を依頼され昨年からいろいろな図案から検討し、コツコツと制作に励みやっと完成いたしました。

思い起こせば佐藤棟梁との出会いは佐藤棟梁が17歳の時で岸棟梁のお弟子さんだった時からなので、この神棚を見て思わずすごい成長を遂げられたのだと思いました。

今や棟梁でお弟子さんも育てる人としても立派な棟梁のなられたのだと実感いたしました。お客様を思う佐藤棟梁の気持ちがこの神棚にも込められているように感じました。

佐藤棟梁有難うございました。

新しい筆

2018年03月23日

先日、柏原市でK様邸の上棟式が行われました。

上棟式では一番高い棟木に棟梁が棟札を取り付け、災いが起こらないように祈願するのですが、私はその棟札に、上棟した日時やお施主様のお名前などを書かせて頂いています。

棟札は柱と同じ無垢の桧でできていますので筆は毛先がすり切れやすく、まぁまぁの頻度で筆を買い換えています。これまでは軸が細い方が好みという他は特に筆自体にこだわったことはありませんでしたが、先日「無垢の木材に使用するのに適した筆」というのを見つけたのでそれを購入してみました。

そして今回はその筆を使って棟札を書かせて頂きましたが、使ってみてビックリです!

墨の持ちも筆の弾力も今まで使っていたのとは格段に違いがありとても使いやすく、さすが専門的に売り出しているだけのものだなぁと感激しました。

そしてこんな私でも筆の違いを感じられたことにも感動。笑

小屋裏にいつまでも残るものなので、これからも出来るだけ丁寧に心を込めて書かせて頂きたいと思っています。

担当者コメント



平野智奈

柏原市で上棟式

2018年03月22日

現在建築中の柏原市のK様邸で上棟式を行いました。

式もスムーズに進みK様が昼食をご用意してくださったのでK様、社員、大工さんで一緒に頂きました。とても楽しく食事をしながら話も弾み良い雰囲気で式を行うことが出来ました。工事はまだ始まったばかりですが完成に向けて安全に工事を進めて行こうと思います。

担当者コメント

K様ありがとうございました。

 完成披露パーティー

2018年03月20日

現場監督の湯浅です。

今回の話題は昨年の年末にお引き渡しをさせて頂きました大阪市大正区D様邸の新築完成パーティーに御招待頂き行って参りました。

今現在外構工事中で毎日現場に行っているD様邸に、お客としてお招き頂き、その日だけいつもと違う服装で現場に着いた時には何か変な感じがしました。

その日はD様の昔からのご友人やお仕事関係の方、奥様のご友人などご家族で来られている方もあり、こちらの現場を担当しました佐藤棟梁、弟子の小川さん、大工の下川さん、左官屋さんの錦戸さんもお招き頂き、すごい人数で盛大に行われました。

お知り合いのお鮨屋さんが来られ料理を作って頂いたり、生ビールのサーバーもありと思いっきり食べて飲んで楽しませて頂きました。

途中大工の小川さんと余興と恥ずかしながら私も歌を1曲歌わせて頂き皆様盛り上がって頂いたかな?と思っております。

D様には工事中も色々とお心遣いして頂き今回このような場所にも呼んで頂き本当に感謝しております。

外構工事はもう少しで完成ですが引続き頑張っていきたいと思います。

担当者コメント

ありがとうございました。これからも頑張ります。

冬の基礎工事

2018年02月10日

工事現場の管理業務において気をつけなければいけない項目をあげるときりがありませんが、その中でも重要項目になるのが「コンクリート打設」です。特にこの冬の時期における凍結予防です。現場の基礎工事に携わるのもからするとこの時期は本当に頭を悩ませます。

現在、担当させて頂いております柏原市のK様邸におきましても今週木曜日にコンクリートの打設を行いました。打設日の2週間前くらいから毎日色々な機関から出される天気予報や温度状況を確認しながら打設日の設定をし、コンクリート強度や打設時及び打設後の凍結防止対策も万全に作業を行いました。幸い打設時の気温も想定通り7~8℃に達しましたのでスランプ試験等を行った後、良質なコンクリートを打設しました。

打設後も暖房設備を整えてこだわりの金ゴテ押さえをしっかりと施し、無事にコンクリート打設の工程を完了することが出来ました。これから10日間の養生期間に入ります。しっかりとした建物を建てるには頑強な基礎が必須条件ですので、まずはお客様が安心出来る基礎造りに、気を引き締めて頑張りたいと思います。

担当者コメント



永藤義業

大津市の涼温な家 K様邸へご案内

2017年11月21日

現在、滋賀県の大津市でお住いのN様、S様が涼温な家の新築を計画されておられますが、先日の日曜日にそのおふた組を大津市のK様邸へご案内しました。

N様は11月3日に初めて体感ハウスの見学に来られ、涼温な家の素晴らしさを体感いただきましたが『実際に地元で建てられ、お住いのお家を訪ねて住み心地をお聞きしたい』との強いご希望から、K様に無理をお願いさせていただきました。

N様は奥様とお嬢様お二人家族で建築地の検討から新築まで、女性お二人でのご計画ですので、大変ご苦労も多いかと察します。

訪問当初は緊張されたご様子でしたが、K様ご夫妻のお人柄と言うしか言葉がないのですが、すぐに以前からのお知り合いのように、打ち解けた雰囲気でお話しされ、お家をご案内いただきました。

今回の訪問で、K様ご夫妻に背中を押され『早く建てて涼温な家の住み心地を堪能したい』というお気持ちを大きくされたご様子を強く感じた私です。

もうおひと組のS様はご夫妻と赤ちゃん三人家族で、何案かのプランを提案させていただいています。

K様ご夫妻とは草津市でのN様邸完成見学会でも親しくお話もされてますので、今回の訪問では、失礼な言い方かもしれませんが『若い夫婦が家を新築するのにあたり、親戚のおじさんにアドバイスを受けるために訪ねた』と言う感じがピッタリと思います。

親の意見のように押しつけがましくなく『可愛い甥っ子夫婦のためにひと肌脱ごうか』という感じで接しておられるのを傍で微笑ましく思いながら聞かせていただいていました。

因みにこの日、K様邸の涼温システムの温度設定は20度。第一種全熱換気装置のモニターで見る外気温11度、室温22度、室内湿度52%、写真でおわかりのように皆さま快適そのものの服装です。

担当者コメント

K様ご主人様は既にお仕事からは離れておられまして、しかも現役時は営業関係の職種でもないとお聞きしていますが、その話しぶりはユーモアをたっぷり織り交ぜてお話しくださるので、初対面であってもその人柄と相まってすぐ引き込まれてしまいます。
できることならその術の何分の一でも私にあればと、お会いする度に羨ましく感じています。

今回もKご夫妻の優しさに甘え、お昼から夕刻まで本当に長時間ありがとうございました。

第16回協力業者 安全衛生大会

2017年11月20日

11/17(金)、日頃ご協力頂いている全ての業者さんに集まって頂き、毎年恒例の安全衛生大会が行われました。

会では毎回、労災の専門家をお招きしてあらゆる観点から安全管理について議論しておりますが、今回は『不安全行動と安全配慮義務』をメインテーマに厚生労働省の実際の事故事例をもとにディスカッションが行われました。

弊社では幸いなことに、今まで大きな事故は発生しておりませんが、ほんの僅かな気の緩みや配慮不足で、大きな事故につながってしまうことを、あらためて認識し合いました。

担当者コメント

建築現場では、住まわれるお客様の大きな幸せを生む為に、毎日みんなで力を合わせて頑張っていますが、一歩間違えば大きな不幸をも生む恐れがあります。そのことを肝に銘じ、日々の作業に取り組みたいと思います。

それでは、みなさん今日も一日ご安全に!