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Blog大成ファミリーブログ
“挨拶”
2020年03月11日
先日、棟上げの当日に現場で作業開始時間まで職人さんらと待機していますと、
登校途中の小学生の女の子が、大きな声で『おはようございます!』と笑顔で声をかけてくれました。
僕も『おはよう!行ってらっしゃい!!』とかけ返しました。
何気ない僅か一言の挨拶でしたがとても清々しく感じ、その日の上棟工事も
何だかいつもより気持ち良く作業を行うことが出来ました。
色んなものが機械化されたり、インターネットやSNSなどの普及で昔に比べて直接的な人と人とのコミュニケーションが
急激に減少してきている昨今ですが、“挨拶”の大切さ、コミュニケーションの重要性を、その女の子に
あらためて教えてもらった気がしました。
しかしながらそんな朝の風景も、その翌日から見ることが出来なくなってしま
いました。感染のリスクに怯えながら制限された環境で生活せざるを得ない
この状況が一日も早く収束ではなく終息し、たくさんの子供たちの笑顔で溢れる平穏な日常が戻ることを、ただただ祈るばかりです。

現場でも手洗い・うがいを積極的に行うように徹底し体調管理に心掛けたいと思います。
“一風変わったイベント”
2019年09月19日
最近、『働き方改革』という言葉を良く耳にしますが、先日その言葉をコンセプトに掲げたイベントがグランキューブ大阪で開催され参加してきました。
そのイベントのメインテーマとなるのは“作業服”です。一般の方からすると「作業服ってどれも同じでしょ!?」と思われるかもしれませんが、一言に作業服と言いましても、使用する業界は我々建設業以外に、製造業・運輸業・サービス業・・・と様々な業種があり、勿論それぞれの業種によって作業環境や体の動かし方そして使い方が異なりますので業務内容に適合した作業服を選択することが重要です。
つまりは身に着ける作業服によって作業効率が変わってくるといっても過言ではありません。分かりやすいところでいえば、最近では夏には当たり前のように見掛けるようになった“空調服”と呼ばれる、扇風機のようなファンが付いた作業服などは、猛暑での作業から命を守る為に開発された正にそのよい例ですね。更に一昔前までは「作業服はただ作業をする際に着るもの」でしたが、近年は生地やデザイン性も重要視して改良され、その実用性から今ではショッピングモールにセレクトショップと並んで大手の作業服ショップが入っていたり、テレビや雑誌などで特集されて「普段着として着こなすもの」とまでなってきています。
イベントでは60社程のメーカーさんが集結してそれぞれのブースで新作の作業服や用品を出展されておりとても賑わっておりました。


弊社でもあらゆる面においてより良い仕事が行えるようにと思い、その一貫として作業服についても現在改良の検討中です。
お客様の宝物
2019年07月04日
昨日、5年前に弊社でご建築頂いたお客様宅に、ご依頼頂いた工事とメンテナンスを兼ねてお伺い致しました。
お家ではご主人様がご在宅で対応して頂きました。
普段はご多忙な為、建築中からご主人様とはなかなかゆっくりお話した事がなかったのですが、昨日はメンテナンスでご主人様の趣味のアイテムを収納したお部屋に一緒に入らせて頂いた事をきっかけに、そこからご主人様の趣味のお話をたくさん聞かせて頂きました。
ご主人は山登り、特に冬の雪山登山がご趣味だそうで、今まで数々の山を登ってこられたそうです。その際に必要となる「ピッケル」と呼ばれる登山用具に、とても凝っておられるようで、奥から奥からたくさんのピッケルを出して来て下さって、その形状の歴史、そしてピッグ、ブレード、シャフト、スピッツェ・・・など各部分の細かな違いについて詳しく語って下さいました。
私も、自分自身が結構細かい所にこだわる方なので、自分の知っている事知らない事に関係なく細かいこだわりの話を聞くのも好きで、素人な質問を繰り返しながらたくさんのお話を伺い、あっという間に時間が過ぎました。
今まで通常期の登山は少しだけかじっていましたが、これからは冬山にもちょっと興味が湧いてきて自分に新たな引き出しが出来たようで、嬉しくなりました。


T様、くれぐれも安全に気を付けて、これからも登山楽しまれて下さい。
川西市でお引き渡し
2019年05月29日
川西市で昨年の7月から担当させて頂いて工事を進めておりましたU様邸が
先日無事にお引き渡しを迎える事が出来ました。
U様とは、先にご親族のお家を建て替えさせて頂いたご縁でご紹介頂き、この度建て替え工事をご依頼頂きました。
工事期間中は、お忙しい最中にも関わらずその時の気候まで配慮頂いて様々な差し入れをお持ち頂き
終盤は特に寒い時期ではありましたが、心が温まる思いで気持ちよく工事をさせて頂きました。
また、どうしてもご迷惑をお掛けしてしまう近隣の方々にも、『U様からお伺いしています。
良いお家が出来るのを楽しみにしていますよ。』と温かいお言葉を頂きながら、無事に完成する事が出来ました。
お引き渡しの翌日は早速お引越しで、その日はまさに“五月晴れ”の快晴で引っ越し日和でしたが
五月にしては夏を思わすような炎天下での引っ越し作業で、引っ越し業者さんにとっては過酷な一日となりました。
一般住宅の仮住まいの中では『暑い、暑い』と言いながら作業していた作業員さんたちが、新築の“涼温な家”の
玄関に入った瞬間『涼しっ』と口々に言いながら作業されていたようで、勿論まだエアコンを稼働していない状態でも
十分効果を発揮して、作業効率のアップに貢献出来て本当に良かったです。
建てさせて頂いたお客様から直接このお家の良さをご紹介頂いて、更に“涼温な家”を建てさせて頂けることは
この工法を専門に建築しております我々にとって、まさに工務店冥利につきる思いです。
こうしてもっともっとたくさんの方に住み心地の良い『いい家』にお住まい頂けるよう、責任感を持って日々の家造りに
精進して参りたいと思います。

U様ありがとうございました。
左官職人奮闘中!
2018年07月20日
現在、柏原市で建築を進めておりますK様邸の工事も佳境に入ってきました。
内装工事では左官職人の手でアクセントとなる玄関ホールのデザイン壁を製作中です。
ご契約当初の段階では、玄関ホールは珪藻土を用いて全体的にフラットで仕上げて一部に飾り棚を造り付ける予定でしたが、『もっとインパクトの強い何か面白い事したいなあ・・・』とのお施主様からのご要望でお打合せを重ねた結果、珪藻土壁の一部に大胆な波型を描く造形壁を造る事になりました。
通常の塗り壁に比べて作業工程はかなり増えるので大変な作業ではありましたが、左官屋の親方も快く引き受けてくれて、職人魂をメラメラと燃やしながら下地造りからコツコツと作業を進め、ようやく仕上げ塗りの段階まできました。

完成しましたら、またご報告させて頂きます。
永藤義業
桜満開
2018年04月04日
今年は天候にも恵まれ、思わず足を止めてしまうほど美しく咲く桜をあちこちで目にします。
先日、昨年末にお引き渡しをさせて頂いたお客様宅にお伺いしたところ、敷地内に咲く 満開のしだれ桜が目に飛び込んできました。
たくさん咲き並ぶ桜の木を観賞するのはもちろん良いですが、1本の木が満開に咲き誇る姿もまた格別です。
小鳥のさえずりを聞きながら、その美しさに魅了され、束の間の安らぎを感じるひと時でした。


永藤義業
冬の基礎工事
2018年02月10日
工事現場の管理業務において気をつけなければいけない項目をあげるときりがありませんが、その中でも重要項目になるのが「コンクリート打設」です。特にこの冬の時期における凍結予防です。現場の基礎工事に携わるのもからするとこの時期は本当に頭を悩ませます。
現在、担当させて頂いております柏原市のK様邸におきましても今週木曜日にコンクリートの打設を行いました。打設日の2週間前くらいから毎日色々な機関から出される天気予報や温度状況を確認しながら打設日の設定をし、コンクリート強度や打設時及び打設後の凍結防止対策も万全に作業を行いました。幸い打設時の気温も想定通り7~8℃に達しましたのでスランプ試験等を行った後、良質なコンクリートを打設しました。
打設後も暖房設備を整えてこだわりの金ゴテ押さえをしっかりと施し、無事にコンクリート打設の工程を完了することが出来ました。これから10日間の養生期間に入ります。しっかりとした建物を建てるには頑強な基礎が必須条件ですので、まずはお客様が安心出来る基礎造りに、気を引き締めて頑張りたいと思います。

永藤義業
第16回協力業者 安全衛生大会
2017年11月20日
11/17(金)、日頃ご協力頂いている全ての業者さんに集まって頂き、毎年恒例の安全衛生大会が行われました。
会では毎回、労災の専門家をお招きしてあらゆる観点から安全管理について議論しておりますが、今回は『不安全行動と安全配慮義務』をメインテーマに厚生労働省の実際の事故事例をもとにディスカッションが行われました。
弊社では幸いなことに、今まで大きな事故は発生しておりませんが、ほんの僅かな気の緩みや配慮不足で、大きな事故につながってしまうことを、あらためて認識し合いました。

建築現場では、住まわれるお客様の大きな幸せを生む為に、毎日みんなで力を合わせて頑張っていますが、一歩間違えば大きな不幸をも生む恐れがあります。そのことを肝に銘じ、日々の作業に取り組みたいと思います。
それでは、みなさん今日も一日ご安全に!
“最近の心の癒し”
2017年06月06日
平成20年、弊社にてソーラーサーキット工法でお建て頂いたT様より、涼温換気リフォームのご依頼を頂き、現在工事中です。
担当させて頂いたお家には、あらゆるところにお施主様のこだわりがたくさん詰まっておりますので、9年経っても建築当時のいろいろなエピソード等を鮮明に覚えています。
今回の涼温換気リフォームについても、構造図面をもとに、仕上がりの意匠性を損なうことなく、ベストの換気能力が発揮できるよう、お施主様と何度も打ち合わせを重ね、工事の着工を迎えました。
現場では着工日からT様の温かいお心遣いで、毎日差し入れを用意して頂き、ありがたく頂いているのですが、そこには毎日可愛い手紙が添えられています。
それは建築当時産まれて間もなかった娘さんが、今や小学生になられ、その娘さんから我々へのメッセージです。わずかな文章ですが、登校前の忙しい時にわざわざ書いてくれている姿を想像すると、毎日朝から心が癒されます。


リフォーム工事は、お住まいになられながらの工事になりますので、どうしてもお客様にはご不便をお掛けしてしまいますが、その不便をなるべく最小限にして、最大限の住み心地をご提供出来るように、完成まではりきって工事頑張ります!
思いを込めた小屋、無事に寄贈!
2017年02月14日
先日、2月5日の体験イベントにて高校生達の手で製作した小屋2棟を、柏原市にある児童福祉施設に寄贈させて頂きました。
その際、ただ我々が業者として行き、設置するだけでは小屋に込められた思いが伝わりにくいので、設置に伴う基礎工事などを寄贈先の生徒さん達と共に作業を行う事で、施設のみなさんにも小屋への愛着をもってもらえるのではないかと考え、授業の一環として講義をしながら進める事にしました。
当日は施設の中学生を対象として、基礎工事の方法についてセメントの練り方やモルタル・コンクリートの塗り方などを説明しながら、実際に作業してもらいました。
少し内容が難しいかなと心配しましたが、はじめこそ緊張でガチガチだった生徒さん達も、慣れてくると我々が説明した内容をすぐに理解して、器用に道具を使いこなしてとても楽しそうに作業を行ってくれました。
気付けば夕方薄暗くなる頃に無事設置作業か完了し、生徒さん達の喜ぶ表情を見る事ができ、大役を終えた安堵感もあり、心底ホッとしました。
講義の中では、一生懸命作ってくれた高校生達の小屋に対する思いや、子供たちの将来への夢などについて熱く語りながらとても有意義な時間を過ごさせて頂きました。

この度の製作体験イベント及び設置授業の2つの企画で、中高生の物づくりに対する真剣な眼差しにとても胸を熱くさせられました。
そして大人達の想像をはるかに超える素晴らしい能力とパワーを持ち合わせた生徒さん達の姿に頼もしく感じた2日間でした。