Const
ruction report
施工現場レポート

薬剤を使わない防蟻工事

2016年01月20日

1月18日、型枠が外れ、防蟻工事が始まりました。

基礎生コン打設前に、外周部型枠内面に貼ったミラポリカフォームは、断熱材としての役割と、薬剤を使わずに、物理的にシロアリの侵入を防ぐための部材という特徴を併せ持っています。

ただ、ミラポリカフォームを貼っただけでは不完全で、取り合い部の極めてわずかな隙間がシロアリの通り道とならないようにする必要があります。

①早く強度が出て、コンクリートとの接着性に優れたエポキシ樹脂「レジンフォース400」を充填することで、シロアリの通り道を塞ぎます。

②レジンフォース400を専用ハンドガンで注入充填。

③外部と通じる給排水管周りなど、わずかな隙間も予防のため、レジンフォース400を充填。

④ミラポリカフォームの取合いにメッシュテープを貼り、クラックを予防します。

⑤ミラポリカフォームの防護と基礎の下塗りのため、微弾性タイプで、ミラポリカフォームとの相性の良い専用モルタル材「カチオンミラクル」を塗布します。