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難解な数学と涼温な家の関係
2014年12月19日
一段と寒さが厳しくなった12月17日(水)に、京都市左京区でS様邸のお引渡しが行われました。場所は左京区でも最北部にあたり、貴船や鞍馬にほど近い閑静な住宅街の一角にあり、さすがに寒さも2~3度は低いのではと感じるところです。
道中でも橋の上は小雪が吹きだまっており緊張しましたが、家の中は別天地、うわー暖かいと異口同音に皆が声をあげていました。玄関と居間の境にはドアや間仕切りもなく一体化され、吹き抜けもあり、見た目はとても寒く感じますが、足元から頭上まで気持ちの良い暖かさに包まれ、温度差は感じられません。この気持ちの良い不思議な感覚は体験してみないと分かりませんので、ご存じない方は是非一度ご体感ください。
それはそうとお施主様のS様は、高名な数学の研究者で、京都大学を卒業後しばらくして京都産業大学の数学の教授をされ、今は独立して数学の研究をされています。そのために1年のうち半年は海外や南の島で過ごされる生活を10年近く続けてこられました。
寒さや湿気が健康や思考の妨げになるという理由からですが、そこで注目されたのが「涼温な家」です。「いい家が欲しい」などの本を読まれてその家づくりに共鳴され、長い時間検討された結果、やはりこの工法しかないと結論を出されてからはまっしぐらに家づくりを進められました。お引渡しの日もその暖かさに大満足され、大成に任せて本当に良かったと言っていただけました。家づくりをする側からすればこのお言葉ほど嬉しいものはありません、S様ありがとうございました。
ところで、S様にはその数日前にも記念の会食にご招待いただき、市内の有名なホテルでご馳走していただきましたが、その席で日頃の数学の研究のお話をお伺いいたしました。もちろんこちらの頭の程度がしれていますので、お話の内容の数パーセントも理解できません。すごいおもしろそうなお話なので分かろうとするのですが、肝心なところが分かりません。S様のお話がお上手でしたので最新の数学のおぼろ姿程度を垣間見せていただけたかなーと思っています。これからもすごいご活躍をされるんだと思いますが、「涼温な家」が健康の維持とストレスのない生活をご提供させて頂ける事にほこりを感じたひと時でした。


S様は研究が佳境に差し掛かっていらっしゃるとの事で、お引っ越しは来春です。この寒い時期に涼温な家を、との思いもありますが先は長いので、最良な環境の維持に努めたいと思います。